奈良時代から続くパワースポット三ツ峠山

三ツ峠山の開山は、奈良時代。
修験道の祖・役行者小角によって開かれたといわれています。
古くから霊山として信仰され、今も多くの史跡が残っています。
これらはパワースポットに数えられ、
史跡を巡る「パワースポットツアー」が組まれるほどの人気スポットです。
主なパワースポットは、母の白滝、天空の鳥居、山宮などで、
どれも三ツ峠山の登山道に沿って点在しています。
開運山神社
開運山神社

三ツ峠山開山者、空胎上人

日本随一の霊山富士山は、多くの人が山中で修行しました。修行を積み重ねた人が、修行地として周辺の山も整備することがありました。三ツ峠山も同様に整備され、その人を空胎上人といいます。十五歳の富士登山以来、各地の霊場地を訪れる信仰心に篤い人でした。富士山の霊場地として有名な人穴の再興を任され、富士登山に精力的に取り組みます。人々から三ツ峠開山の依頼を受け、登山道を整備だけでなく、社殿や護摩堂を建立したり、不動明王像を造立するなど、亡くなるまで空胎上人は三ツ峠山を一大霊場地として整備に心を砕きました。

八十八大師

八十八大師

達磨石

達磨石

神鈴大権現神社

神鈴大権現神社

山頂の新たなパワースポット「開運山神社」

このたび、消滅していた「開運山神社」を再興しました。四季楽園の敷地内に小さな社を設け、“山の総元締め”であられる大山祇命(オオヤマツミノカミ)をお祀りしました。
今後、新たなパワースポットとして、ますますにぎわいが期待できそうです。

開運山神社
開運山神社
開運山神社
開運山神社

大山祇命とは

大山祇命は、日本の国の元となる「イザナギ・イザナミ」の産んだ神様の一人で、富士浅間大社に祀られている「此花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)の父親でもあります。“大いなる山の神”の意味を持つ、山を総括する恵みの神で、金運・商売・招福のパワーを持つといわれています。
また、「娘神の出産を祝って酒を作った」との故事から、酒造の神としても信仰されています。

大山祇命